鰹茶漬け

■材料

鰹3〜4切れ(刺身用に切ったもの)、ご飯、土しょうが、醤油、白湯(熱湯)

 

■食べ方

@ご飯に鰹と土しょうがを乗せます。

鰹茶漬けA醤油をくるっと一回し、そこによく沸騰させた熱湯を注ぎます。お茶碗になみなみとあふれるくらいまで入れます。

すぐ食べてもよし、少し時間をおくと鰹が熱湯で煮えてきますので、お好みの出来加減で食べます。
鰹からおだしが出て、大変おいしいです。勿論、鯛・マグロ・シビなどでも出来ますが、傳八屋で刺身茶漬けは鰹に限っています。


4月、5月は鰹が出回り、迫間浦の人たちは売りに来る鰹を買って、お刺身で味わった後や、いきなり鰹茶漬けにして、よく食べます。傳八屋のオヤジは特に鰹好きで、鰹の顔を見るとそれは仇のように毎日鰹ばかり食べつづけます。S61年に亡くなったおじいさんも、この鰹茶漬けが大変好物だったので食べるたびに思い出されます。また、小さいころから馴染んだ味は懐かしく、東や西に住んでいる孫たちにも、しっかり伝わりました。
確かめていないので、他のお家ではお茶でするかもわかりませんが、傳八屋は白湯と決まっています。

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